COP24・・・地球温暖化教徒の断末魔

  • 2019.01.02 Wednesday
  • 16:34

 

2度目標の達成と1.5度目標の追求のためには、世界全体が排出削減の取り組みを強化する必要があります。もはや温暖化対策はコストではなく競争力の源泉となりつつあるという実情のもと、環境と経済の好循環を回転させ、ビジネス主導の技術革新を促す形へとパラダイムシフトをすることが重要となっています。日本は、優れた技術、ノウハウなどの強みを活かしながら、従来の延長線上にないイノベーションを創出し、「環境と成長の好循環」を実現する世界のモデルとなるべく、取り組みを進めていきます。COP24 Japan Pavilion 【環境省】


地球温暖化教は断末魔の叫びをあげている。パリ協定の他ならぬ本国であるフランスのパリではデモが吹き荒れた。原油価格が続落する中、フランス政府は「地球温暖化対策で電気自動車への転換を促進するため」燃料税を導入し、人々が怒りが爆発したわけである。アメリカ人と違い、フランス人は概ね地球温暖化説を信仰している。そのフランス人にとってすら我慢の限界だったわけである。

パリ協定の目標(2℃より十分下方に抑える。1.5℃までに. 抑える努力も追求)の実現を図るべく各国代表が昨年12月にポーランドのカトヴィツェに集まった。時期を同じくして、地球温暖化全体主義に対抗する真の科学者の集まりであるNIPCC(Nongovernmental International Panel on Climate Change)と米リバタリアン系シンクタンクのハートランド研究所が同じカトヴィツェでプレゼンテーションを行った。

NIPCCがCOP24に呼ばれることはない。なぜならば、地球温暖化の「化学的根拠」を主導するIPCC(気候変動に関する政府間パネル)は地球温暖化危機説を支持しない学説を徹底的に排除するからである。信じる者は救われ、疑うものは地獄行き、ということである。

IPCCと国連とメディアから排除されたNIPCCとハートランドの貴重なプレゼンテーションの一部をここに紹介したい。

COP24 Climate Science Presentation by The Heartland Institute



十万年単位でみると地球が大きな寒暖の波を経験してきたことが分かる。そして、過去の気温のピークは現在の気温を1〜2℃上回っている。


ローマ時代の温暖期、中世の温暖期と現在の気温が同等であることが分かる。また、20世紀から現在にかけて大気中の二酸化炭素濃度が増加しているにも関わらず気温上昇が中断していることも注目される。


1982年〜2015年にかけて二酸化炭素濃度は上昇の一途を辿る。その一部は間違いなく人間活動による二酸化炭素排出に起因している。一方、明白に確認できるのが地球の緑化である。


空気中の二酸化炭素濃度の上昇が植物の育成を助けることは科学的事実として知られている。二酸化炭素濃度が上昇して光合成が促進される。二酸化炭素濃度が上がっている現在は生物にとっての黄金期である。


二酸化炭素濃度と気温上昇の関係・・・ ミランコビッチサイクルとして知られているが、IPCCは無視し続けている。十万年単位のグラフなので見にくいが、二酸化炭素濃度の上昇は気温上昇の800年後に遅れて発生している。二酸化炭素が増えてから気温が上昇するのではなく、気温が上昇してから二酸化炭素が上昇しているのである。


科学というものは仮説をたてて事実によって検証する学問である。IPCCが主張し、各国政府が受け入れている実績と予測が赤い線、現実が下の「Reality」である。事実を見ても主張を改めないのを科学と呼べるのであろうか。それは宗教ではないのか。


1990年、IPCC はこれから10年の間に0.3℃気温が上昇すると予測した。懐疑論者は当時0.1℃の上昇を予測した。約30年後の今、実際には10年間に0.13℃の上昇であったことが分かっている。どちらも予測を外した。だがより近いのは懐疑論者であった。そして懐疑論者は「気象変動を否定する者」というレッテルを貼られている。

地球の気温に主要な働きをするのが太陽である。太陽の活動と気温の上下動がほぼ連動することが分かる。


単純に太陽の熱が地球を暖める、ということだけではない。太陽からは宇宙線(cosmic rays)が照射され、それが上空で雲凝結核(cloud condensation nuclei: CCN)を生成し、雲凝結核が雲を生成する。雲が増えれば太陽光が遮られる。太陽光が遮られれば気温は下がる。宇宙線の増減と気温の上昇下降は反対方向に一致している。


地球温暖化説によると、地球温暖化が進むと(実際に小氷河期から近年まで気温は上昇している)気象災害が増えるとされている。だが、実際には頻度が減っている。


頻度だけでなく、嵐のつよさも減じている。


地球温暖化説によると、地球温暖化が進むと干ばつが進むともいわれている。だが、米国においては20世紀初頭から現在にかけて干ばつは減っていることが記録されている。


米国だけではなく、世界的にも干ばつは減っている。


地球温暖化説論者は「それはだな・・・激しい雨が大地を叩きつけるからだ」と反論する。だが、局所的な大雨はむしろ減っていることが分かる。


世界各国は二酸化炭素排出を減らすために風力・太陽光発電を推進している。原発を止めている国もある。そのコストはいかに・・・


まとめとして・・・

 

  • 科学的な手法やそれを適用する人々を敵視する動きを警戒しよう。
  • 地球の歴史において、気象変動は異常ではなく正常である。
  • 懐疑論者も警戒論者も地球が温暖化傾向にあり、人間の温暖化ガス排出が寄与していることには合意している。
  • 歴史的には現在の地球はやや寒冷である。
  • 気温上昇は国連の予測よりも遥かに遅く推移している。
  • 人間は温暖な気候によって健康と幸福を享受する。


以上、この内容は一人でも多くの人々に見てもらいたいと願う。

人間は温暖化がもたらす利益を享受し、来る可能性のある寒冷化に向けての備えをすべきなのである。一方、「地球温暖化対策待ったなし」を主張する人々の中には狂信性を先鋭化させている人々がいる。

 

ハーバード大学の研究者チームが進める「The Stratospheric Controlled Perturbation Experiment(SCoPEx:成層圏制御摂動実験)」と名付けられたプロジェクトでは、Stratospheric Aerosol Injection(SAI:成層圏エアロゾル投入)と呼ばれる手法の検証が行われます。実験では、建築用のセメントや胃腸の「制酸剤」などとして用いられることが多い炭酸カルシウムの粉末を空中に散布し、地域一帯の環境がどのように変化するのかを観測します。将来的には、高高度を飛行する航空機から粉末をまく方法を使うことで、年間100億ドル(約1兆1500億円)以下で地球の平均気温を1.5度程度下げることができると考えられています。記事


気違いである。化石燃料は人間の生活環境を爆発的に改善してきた。その発展を止めようとする共産主義者は環境の仮面をかぶって地球温暖化論にしがみつく。文明の発展を願う我々と文明の破壊を願う狂信者達との戦いが繰り広げられている。

米国のパリ協定の離脱はトランプ大統領の英断である。正しさが世界的に危機に瀕している現在、一縷の望みを託したい。

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