ミシェル・バックマン
- 2011.08.21 Sunday
- 11:30
ミシェル・バックマンは共和党の大統領候補の中でも保守の立場がはっきりしていて正しいことを分かりやすい言葉で率直に語る人物である。 経済、外交、国防、社会問題、エネルギー政策、どれをとっても常識的でまっとうである。 合衆国憲法、建国の理念、保守の立場を堅持し、そこからぶれることが無い。 知性豊かであり、雄弁である。
Yahoo Japanで「ミシェル・バックマン」を検索すると何が出てくるか。 エルビス・プレスリーが死んだ日と生まれた日を間違えただとか、俳優のジョン・ウェインと殺人犯のジョン・ウェインを混同しただとか、夫が運営するクリニックで同性愛者を異性愛者に治療しようとしているだとか。
アメリカは言うまでもなく超大国である。 アメリカがこければ世界に与える影響は大きい。 大日本帝国無き今、アメリカが沈没すれば相対的に中国、ロシアが台頭する。 中国もロシアも着々と日本の領土を侵害している。 特に中国はアジア各国の領海を侵犯している。 アメリカは民主党の社会主義政策によって危機に瀕している。 中道的共和党はカウンターバランスとして機能しなかった。 G.W.ブッシュは国防は良かったが経済は保守ではなかった。
そのアメリカが起死回生するか否か、本来の姿である保守へと回帰するすることが出来るか否か、それが今問われているのである。 オバマの経済政策がいかに破壊的であるか、20%にもなる失業率を見れば明らかである。 オバマの外交政策がいかに破壊的であるか、アメリカの威信低下を見れば明らかである。 オバマの国防政策がいかに破壊的であるか、イラク、アフガニスタンの情勢悪化を見れば明らかである。 オバマの社会政策がいかに破壊的であるか、医療現場の荒廃を見れば明らかである。 オバマのエネルギー政策がいかには破壊的であるか、原油や食料の価格高騰を見れば明らかである。 オバマ政権がいかに失敗であるか、ドル安を見れば明らかである。 財政が最悪の日本の円が高いのではない。 ドルが安すぎるのである。
エルビス? ジョン・ウェイン? ホモ? それが何だというのか。 これほどどうでも良い問題があるか。 どう間違えようが、あるいは間違えまいがどうでも良い問題である。 オバマの全てが間違いである今、エルビスの誕生日を間違える罪を説いてどうするか。 恥を知るべきである。