右か左か

  • 2011.11.20 Sunday
  • 00:58
 

保守と左翼は右と左と言われる。 その対比を徒然と書き連ねてみる。

 

学びの保守・洗脳の左翼

保守は歴史から学ぶ。 知識を歴史からくみ取り、それを知恵に発展させる。 よりよき社会のために知恵を活用する。 それに対して左翼は歴史を捏造し、軽んじる。 歴史から学ばず、斬新で新奇で奇矯なアイデアを追い求める。

 

責任の保守・他力本願の左翼

保守は社会を支えているのは自覚と責任をもった個人であることを知っている。 保守にとって、個人の問題は一人一人の自覚によって解決するものである。 左翼にとって、それの解決は社会の責任であり政府の責任である。 政府がより多く持つものから奪い、持たざる者へと分配しなければならない、と。

 

覚醒の保守・酩酊の左翼

保守は現状認識の大切さを知っている。 保守にとって大切なのは現実であってユートピア的理想ではない。 保守は人間が生来善ではないことを知っている。 醒めている。 だから保守は国防に強い。 左翼にとって人は善である。 神は無い、人がある。 だから、「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意し」てしまうのである。 だから、左翼は国防には弱い。

 

許容の保守・非寛容の左翼

保守は言論と経済の自由が社会の発展をもたらすことを知っている。 左翼は白痴やめくらといった古くから使われる言葉を差別用語というレッテルを貼る。 言論を規制する。 CO2が悪者であることは「議論の余地が無い」として正当な反対意見を退ける。 商業や工業を規制する。

 

謙譲の保守・尊大の左翼

保守は自分が自分であるのは自分のおかげではなく社会のおかげであることを知っている。 保守はその社会を形成する良き伝統、良き文化、知恵、知識を保ち、守り、次世代に受け継いでいく。 左翼にとって、自分があるのは自分のおかげである。 人間は既に地球の支配者であり、地球は悲鳴を上げている。 地球を助けるのは自分達である。 もう経済成長を追う時代は終わった。

 

保守は人間など地球規模で見れば真に小さな存在であるということを知っている。 津波は自然の災害であり、福島原発はその犠牲者に他ならない。 時には防ぎようのないものである。 左翼は2万人を超す犠牲者を出した津波よりも、その津波によって被害を受けた(地震によってではなく)原発を許すことができない。

 

論理の保守・感情の左翼

保守は頭で考え、心で感じ、耳で聞き、目で確かめ、そして論理で結論を出す。 左翼は感情が全て。 だから矛盾を抱え込む。 Occupy運動に繰り出し銀行つぶせ、大企業をつぶせと叫ぶ。 そしてATMで金を引き出す。 飯を食う。 服を買う。 そしてその自己矛盾に気がつかない。 最低賃金を上げろと...それで企業は採用を控える...雇用が減少する...失業保険を出す...財政困難に陥る...税金を上げる...企業や金持ちからもっと取れと...企業は投資を控えるそしてその自己矛盾に気がつかない。 

 

保守と左翼は右と左ではない。 上と下である。 保守とは上昇への道であり、左翼とは下降への道である。

 

1964年、バリー・ゴールドウォーター大統領候補の指名演説にてロナルド・レーガンは喝破した。 

 

There is no such thing as a left or right.  There is only an up or down. up to a man's age-old dream, the ultimate in individual freedom consistent with law and order--or down to the ant heap totalitarianism.

 

至言である。

コメント
>管理人さま
どうも お騒がせいたしました。
柳生です。
 
素晴らしい論説ですね。
 
近代西欧民主主義の原点は17世紀の
「絶対王政(王権)の誕生」
にあるのです。
 
ルイ14世の「朕は国家なり」に代表されるように ”主権”と言う概念もこの時代に誕生しました。
しかし主権とは・・・
「思うさま殺してよい権利」なのですから
18世紀に起きたフランス革命で200万人が殺されたことと併せて
「主権を制限する」「大量殺人を招来する民主主義の熱狂を抑制する」
・・・という考えが生まれるのです。
これに加えて
「農村共同体を解体して近代国家を作るには”法の支配”が必要となる」
という理論も加わって
西欧的な保守主義の誕生
となるのです。
 
しかし
日本の歴史には「絶対王権」というものはありませんでしたから
(織田信長もすぐ暗殺されてしまいました)
 
sadatajp氏や(BlogRanking4位の)瀬戸弘幸氏などはグローバルスタンダードの保守主義とは何かが分からないのです。
「巨大で絶対的な国家権力の怖さ」という経験が無いからです。
 
市場原理主義というものも本当は弱者に優しいものなのですがね。
http://komoriy.iza.ne.jp/blog/entry/602684/
伝統文化は土地ごとに異なります。
土地ごとに異なる伝統文化に基づく保守は、
土地ごとに異なるローカルな存在です。
ですので、
グローバルスタンダードの保守なんてものはありません。
西欧的な保守は、日本的な保守とは別物です。

私は日本の伝統的な考えを良しとする日本の保守で、西欧的な考え方には批判的ですし、グローバルスタンダードに対しても批判的です。


保守は弱者にも優しいけど、市場原理主義は優しくありません。
  • sadatajp
  • 2011/12/04 7:37 PM
>sadatajpさん
あなたはメートル法は使わないの?
いまだに尺貫法ですか?
太陽は
日本では東から昇って アメリカでは西から昇る
とでも言うの?
 
伝統文化は違っても
世界標準は存在し 必要でもあります。
 
私は
「sadatajp氏は歴史に無知だから
17世紀の絶対王権の恐ろしさが分からない」
と言っているのですから
そこのところをちゃんと答えなさい!

市場原理主義こそ優しい
http://komoriy.iza.ne.jp/blog/entry/602684/
 
市場原理主義者:コントロール不可能な市場で成功した者は幸運に過ぎず 敗北者も不運なだけであるから 自分も不運に陥った時のことを考えて寄付をする
 
リベラル(大きな政府主義者):貧乏人が不幸なのは社会が悪いから・・・ゆえに自分の責任ではないから寄付などしない
 
わかった?
私が示したソースにはそう書いてあるでしょ?
日本人なら日本語ぐらいちゃんと読みなさいね!
>sadatajpさん
あなたはメートル法は使わないの?
いまだに尺貫法ですか?
太陽は
日本では東から昇って アメリカでは西から昇る
とでも言うの?
 
伝統文化は違っても
世界標準は存在し 必要でもあります。
 
私は
「sadatajp氏は歴史に無知だから
17世紀の絶対王権の恐ろしさが分からない」
と言っているのですから
そこのところをちゃんと答えなさい!

市場原理主義こそ優しい
http://komoriy.iza.ne.jp/blog/entry/602684/
 
市場原理主義者:コントロール不可能な市場で成功した者は幸運に過ぎず 敗北者も不運なだけであるから 自分も不運に陥った時のことを考えて寄付をする
 
リベラル(大きな政府主義者):貧乏人が不幸なのは社会が悪いから・・・ゆえに自分の責任ではないから寄付などしない
 
わかった?
私が示したソースにはそう書いてあるでしょ?
日本人なら日本語ぐらいちゃんと読みなさいね!
>伝統文化は違っても
>世界標準は存在し 必要でもあります。

保守は、その他と違う伝統文化に立脚するのです。
世界標準にではありません。

>私が示したソースにはそう書いてあるでしょ?

リンク先では『保守』で書かれており、市場原理主義とも市場原理主義者とも書かれてません。
  • sadatajp
  • 2011/12/05 7:05 PM
柳生大佐が仰るように、リベラルというのは偽善です。 我々富裕層はもっと税金を課されなければいけない などとのたまうオバマ支持者の金持ちが最近集会を開きました。 ある女性レポーターが、「ならば、さあ、ここに国税庁のウェブサイトがあって、そこでクレジットカード番号と金額を入力してクリックするだけで政府に寄付が出来るます、それによって国家負債を減らすのに貢献できます、だからさあ、1万ドルでも10万ドルでも寄付をお願いします」と、集会に集まった人間に迫ったのです。 そうしたら彼らはなんといったか。 いや、個人の寄付じゃ問題は解決しないから、とか税金として義務化しないと意味ないから、とか何とか言って誰も寄付しようとしないわけですよ。 こいつら本当に偽善ですよ。 面白いので見てみてください。 

http://www.youtube.com/watch?v=gh9dfaSOn5o
  • ConservativeBlog
  • 2011/12/05 8:55 PM
柳生大佐がはりつけていただいたリンクにありましたが、保守の方がリベラルよりも幸福であると、いうのは本当だと思います。 なにせ、左翼・リベラルの政策から良きものが生まれたためしがないのですから。 左翼・リベラルが良きものを破壊するなか、保守が良きものを守る。 それにしても、左翼・リベラルの洗脳力はまさに麻薬ですね。 ラリってながら自分は健常だと思っている。 どこかのだれかも洗脳されていながら自分は保守だと思っている。 こまったものです。
  • ConservativeBlog
  • 2011/12/05 9:02 PM
>sadatajpさん
「コントロールできない市場での成功者は運が良い」
と言っているのですから ここで言う保守とは市場原理主義者のことですよ。
米国では
共和党支持者=小さな政府志向=市場原理主義者
民主党支持者=大きな政府志向=福祉国家志向
が常識なのです。
 
「伝統文化は違う」と言ってもねぇ・・・
日本の保守=社会主義(大きな政府)を目指す
西欧の保守=資本主義(小さな政府)を目指す
・・・と正反対になっては困るのですよ。
 
だって現在・・・
sadatajpさんと私は別人であっても共通の言語で話してるじゃないですか?
それと同じに
世界共通の認識や概念を持たないと各国間でも個人間でも対話が成立しなくなりますよ。
西欧社会には貴族が居て王権と戦う過程で「法の支配」というものが確立されました。
しかし中国社会では貴族が殺されてしまって居なくなり絶対の皇帝と支配される一般人民しかいないので法の支配ではなくて「暴力で支配される社会」なのです。
 
これらに対する 我が日本社会では
武家は殿さまと家来の私的忠誠の関係や
氏神様を中心とする農村共同体などの
中間組織が解体されず そのまま大きくなってしまったので 法の支配が確立されずに
「日本全体が大きな村(社会)」
のままなのです。
だから霞が関官僚も村の論理で動き
日本国民全体に奉仕する公務員の道義と責務を持っていないのです。
 
これは
合議制を伝統とする日本には西欧社会のような絶対王権が成立しなかったことが大きいですね。
 
しかし
国と地方の純債務が日本国民全部の個人金融資産をあと5年ほどで越えてしまう財政再建待ったなしの時代を前にして
「日本政府がこれまでやってきたバラマキ型の大きな政府の政治」
はもはや許されません。
それは
公共工事でタヌキが通る方が多いような高速道路を造るなどの官僚主導の経済では日本経済が破綻するからです。
 
つまり 日本経済を建て直すには
自己責任の市場原理主義で
効果のある投資をする経済政策が必要である
ということですよ。
リベラルは、人々の不満を高めてしまう考え方で、どんなに恵まれた人にも不満を感じさせ、不幸だと感じさせます。リベラルでは誰も幸せにはなれません。私は左翼・リベラルを否定します。私が肯定するのは日本的な考え方です。

その日本、歴史的に、日本が社会主義であったことはありませんし、市場原理主義であったこともありません。一部の人達がそれを志向したことはありましたが、日本の社会システムとしてそうなったことはありません。日本の伝統文化は、社会主義でも市場原理主義でもありません。社会主義でも市場原理主義でもないものが世の中にはあるのですよ。
  • sadatajp
  • 2011/12/05 11:48 PM
sadatajpさんは
コミュニタリアン (communitarian)
「共同体主義者」ですよ。
 
ただし
「景気の回復には
規制緩和(小さな政府)か? 財政出動(大きな政府)か?」
という二者択一の選択は避けられないのですよ・・・
 
さぁ・・・
どっちもどっちもどっち?
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