アメリカに生きる保守の精神

  • 2011.12.04 Sunday
  • 16:27
 

アメリカ大統領選の共和党候補のディベートが面白くなってきている。 保守主義というものがアメリカには生きていることが見て取れるからである。 保守主義と、それを支える厚い支持層があること、またそれを伝える保守メディアがあること、これはヨーロッパには見られない現象である。 アジア諸国にも見られない現象である。 そして最も重要なことだが日本でも見られない現象だということである。 

 

ギリシャ、イタリア、スペインに見る財政の崩壊は日本にも押し寄せつつある問題である。 この問題の根本にあるのが保守主義の消滅である。 人々が保守主義が消滅したことにも気が付かないし、そもそも保守主義が何なのかも知らない。 それこそが、これらの国々に共通する根本要因なのである。 

 

日本においては左派政権が進める自由貿易協定を自称保守政党の自民党の自称保守政治家がケチをつける始末である。 左派政権が進める増税について、自称保守政党の自民党の自称保守政治家が「やむを得ない」などと言っている始末である。 日本には「自称保守」はいるが、「保守本流」は非常に少ない。 「保護派」はいるが、「保守派」は少ない。 極めて少数派である。

 

アメリカはバラク・オバマ政権の左翼政策のもとで弱体化が進んだ。 国際的な地位の低下は目を覆うばかりである。 中国やロシアに見下される。 イラク撤退表明で中東における威信も地に落ちた。 経済はますます悪化し、失業者は増える一方。 増税増税、規制規制で企業活動を締め殺しながらいまだにブッシュ政権に責任を押し付けようとする。 全米で占拠運動を繰り広げる無法者集団に支持を表明する始末。 

 

アメリカの保守派はこの選挙を近年の歴史上いまだかつてない重要な戦いであると認識している。 このオバマが再選される事態になれば、アメリカは長い不幸な時代に突入することになる。 オバマが敗退するか否かは共和党が本当の保守を候補に選ぶことにかかっている。

 

アメリカの保守派を代弁するのが保守メディア、特に保守ラジオトーク番組である。 若き日にレーガン政権の司法省で主任スタッフとなりその後弁護士を経てトークショー・ホストとなったマーク・レビンは最近こう表現した。 自分がヨーロッパの社会主義国に住んでいるとして(ヨーロッパはどこも多かれ少なかれ社会主義である)、もしもその国の首相や大統領の候補者が今のアメリカの共和党の候補者たちが訴えているようなことを言ったとしたら、歓喜するであろうと。 

 

これは我々日本の保守にもそっくりそのまま当てはまることである。 「もしも、すっかり社会主義国となってしまった我が国日本の政治家や首相候補者達が、今のアメリカの大統領選の候補者が言うようなことを言い、お互いに論戦を繰り広げていたら、それは想像するだけでも素晴らしいことであろう」と。

 

参考

Complete South Carolina Republican 2012 Presidential Debate

http://www.youtube.com/watch?v=IjjwxjOupRI

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