安倍首相記者会見に見る、左翼メディアの「集団的」愚鈍

  • 2014.07.07 Monday
  • 00:29
 「集団的自衛権の行使」は安倍首相の政策の中でも数少ない評価に値するものである。 これで国益を共有する他国の軍隊と軍事行動がとれるよう一歩進んだわけである。 本質的にはアメリカGHQのガキがオママゴト的にこしらえた日本国憲法は破棄し、大日本帝国憲法に戻さなければならない(それを部分的に改正すればよい)のだが、激変する国際情勢の前に悠長なことを言っているわけにもいくまい。 これは良い方向である。

 

しかしそれを徹底して許せないのが左翼メディアである。 左翼メディアというのは、日本にあるほとんど全ての報道機関を指す。 しかし今回はTBSをやり玉に挙げることにする。

 

安倍首相が71日に行った記者会見について、TBSはこのように報じた。

 

安倍総理は、自衛隊員が戦闘に巻き込まれて血を流す可能性を問われると、「自衛隊の皆さんに感謝し、誇りに思っている」と答えるにとどめて、自衛隊員のリスクについては答えませんでした。

 

 

これに対し、早速ブログやツイッターが反応している。 

 

「回答になっていない!」

「はぐらかしている!」

「死んでくれてありがとうって言いたいのか!」

 

本当にこのようなやり取りがあったのかと、ノーカット版を見てみた。 すると、このようなやり取りは実際には無く、別の記者の別の質問に対する別の回答をつぎはぎした編集であることが分かった。

 

「自衛隊員が戦闘に巻き込まれて血を流す...」を質問したのは北海道新聞の宇野記者であり、首相はそれに対して直接的な回答はしていない。 「感謝、誇り...」はその後の時事通信の山口記者に対する答えでの言葉である。 TBSは安倍総理が「キチガイのバカに見える」よう、情報操作をしたわけである。 長くなるので、実際のやり取りは下に記す。

 

左翼メディアの一員であるTBSは、情報操作と国民の意識操作のためにはなりふり構わず会見内容を勝手に編集し報道するということである。 テレビというものは、バカが作り、バカが出演し、バカが見る、バカの箱だと思っていたが、「作る」のは単なるバカではなく、なかなかの狡猾さを備えているということである。

 

ところで、北海道新聞の宇野記者の質問についてである。

 

自衛隊の活動については、世界の警察官としての役割を果たそうとしないアメリカに、尖閣諸島をはじめ、東アジア地域に求められる役割の、より適切な実行を促すとの期待がある一方、隊員が戦闘に巻き込まれ、血を流す可能性がこれまで以上に高まる可能性も指摘されています。総理はこの点をどうお考えでしょうか?

 

これほどの愚問があろうか。 北海道新聞では、これほどの超弩級の愚問を発しても許されるのであろうか。 誰も聞いたことも無い泡沫新聞であろうが、開いた口がふさがらないどころではなく、顎が外れるほどの愚問である。 これほどの愚問に対して首相としては激怒するわけにもいかず、淡々と受け流さなければならない。 ご苦労なことである。

 

宇野記者に対しては、私が首相を代弁して答えたい。 自衛隊員は軍人である。 名前は日本軍ではなく自衛隊であっても、彼らは本質的に栄誉ある日本の軍人である。 彼らは卓越した頭脳と身体能力を持ち、日々自己を鍛え、有事にあっては危険の最中に身を投げ出さん覚悟を持った人々である。 軍人というものは、我々一般市民が日々の生活を安心して暮らせるように、「自ら血を流す危険を背負う」人々である。

 

有事の際に首相が自ら戦闘に赴くわけではない。 首相は決断をしなければならない立場である。 誰かが決断をしなければならないのである。 その決断によって、「自衛隊員が血を流す危険」を冒すことになろうとも、である。 彼らに対し、首相を含めて我々一般市民が言えるのは「感謝し、誇りに思う」以上の何があろうか。 そして、それを言わずして何を言えようか。 

 

自衛隊員が血を流す可能性について、どうお考えですか」とは、まともな思考回路の人間とは思えない呆れた質問である。 この愚かな記者に言われずとも、血を流すリスクがあることくらい自衛隊員は分かっているのである。 そして首相は分かっているのである。 そして我々は分かっているのである。 分かっていないのは、左翼メディアと左翼ジャーナリストである。 だから、このような恥知らずな質問が真顔でできるのである。

 

以下、記者会見のやりとり。

 

 

映像

原稿: http://japa.la/?p=40081 より

 

1030秒〜

記者:北海道新聞のウノと申します。今回閣議決定した内容については、日本への攻撃の抑止力を高めるという見方がある一方、武力行使(の)要件として、「国民の生命などが根底から覆される明確な危険がある場合」とするなど、抽象的な表現に留まった感があります。これでは時の政権の判断で、いかようにでも拡大解釈でき、明確な歯止めにならない、との指摘もありますが、総理はいかがお考えでしょうか?

 

また、自衛隊の活動については、世界の警察官としての役割を果たそうとしないアメリカに、尖閣諸島をはじめ、東アジア地域に求められる役割の、より適切な実行を促すとの期待がある一方、隊員が戦闘に巻き込まれ、血を流す可能性がこれまで以上に高まる可能性も指摘されています。総理はこの点をどうお考えでしょうか?

 

安部総理:今回の「新3要件」も、今までの3要件と基本的な考え方はほとんど同じと言っていいと思います。そしてそれが、武力行使の条件であったわけでありますが、今回、「新3要件」としたところであります。繰り返しになりますが、基本的な考え方はほとんど変わっていない、表現もほとんど変わっていないと言っていいと思います。

 

今回の閣議決定は、現実に起こりえる事態において、国民の生命と平和な暮らしを守ることを目的としたものであります。武力行使が許されるのは、自衛のための必要最小限度でなければならない。このような従来の憲法解釈の基本的な考え方は、何ら変わることはありません。

 

従って、憲法の基幹性を何ら変更するものではなく、新3要件は、憲法上の明確な歯止めとなっています。また、この閣議決定で、集団的自衛権が行使できるようになるわけではありません。国内法の整備が必要であり、改めて国会のご審議をいただくことになります。これに加えまして、実際の行使にあたっても、個別的自衛権の場合と同様、国会承認を求める考えであります。

 

民主主義国家である我が国としては、慎重の上にも慎重を期して判断をしていく、というのが当然だろうと思います。今回の閣議決定を受けて、あらゆる事態に対処できる法整備を進めることによりまして、隙間のない対応が可能となり、抑止力が強化されます。我が国の平和と安全を、そのことによって、抑止力が強化されたことによってですね、一層確かなものにすることが出来る、と考えています。

 

 

中略

 

 

記者:時事通信のヤマグチと申します。よろしくお願いします。今回の集団的自衛権を容認する、という決定は、日本の国防政策の大きな転換になると思います。これによって総理は今後、日本をどのような国にされていくお気持ちでしょうか。

 

それから、抑止力を高め、世界貢献が出来るという国になる、ということはまた、平和を守るためにはもしかすると犠牲を伴うかもしれない、という可能性もあると思いますが、国民はどのような覚悟を保つ必要があるのでしょうか。(その後聞き取り不明)

 

安部総理:今回の閣議決定は、我が国を取り巻く安全保障環境がますます厳しさを増すなか、国民の生命と平和な暮らしを守るために何を為すべきか、との観点から、新たな安全保障法制の整備のための基本方針を示すものであります。これによって、抑止力の向上と地域及び国際社会の平和と安定に、これまで以上に積極的に貢献していくことを通じて、我が国も平和と安全を一層確かなものに出来る、と考えています。

 

憲法が掲げる平和主義、これからも守り抜いていきます。日本が戦後一貫して歩んできた平和国家としての歩みは、今後も決して変わることはありません。今回の閣議決定は、むしろその歩みを力強いものにしていくと考えています。また、今回閣議決定を致しました基本的な考え方「積極的平和主義」につきましては、私は首脳会談の度に説明をしています。そしてそれを簡単にした説明書、英語やフランス語やスペイン語、ポルトガル語など様々な言葉に訳したものをお渡しをし、多くの国々から理解を得ていると承知をしています。

 

また自衛隊の皆さんはですね、今この瞬間においても、例えばソマリア沖で海賊対処行動を行っています。あるいは東シナ海の上空、また海上において、様々な任務を担い活動しているわけでありますが、それぞれ、時には危険が伴う任務であるなかにおいて、国民の生命を守るために彼らはこの任務を粛々と果たしているわけであります。私は彼らに感謝をし、そして彼らの勇気ある活動に敬意を表したい。彼らは私の誇りであります。今後とも、彼らは日本国民の生命を守るために活動していただける、と確信をしております。

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