国際情勢は”子供の喧嘩”

  • 2014.08.25 Monday
  • 00:11

暴力と騙しと憎しみは国際社会の常である。 非暴力と正直さと慈しみを常とする我が国は一種の特別地帯である。 国際社会に通用するルールは暴力だけといってもよい。

 

ガザ停戦合意とはロケット弾を発射しないことである。 イスラエルは全ての停戦合意を順守してきた。 ハマスはイスラエルとの停戦合意を全て破ってきた。 ハマスが停戦合意中にロケット弾を発射してもそれを報道するのはイスラエル軍だけである。 だが停戦合意時間が過ぎ、イスラエルが攻撃を再開すると一斉にメディアが報道する。 「イスラエル、攻撃を再開!」と。

 

「やられたらやり返す」を子供の喧嘩だ、とバカにする者がいる。 ガザの民間人を盾にしてイスラエルを攻撃しているがバレ、ハマスが聖人君子の集団でないことはある程度認識されたようである。 だが、「確かにハマスも悪いが、それに対して仕返しをするイスラエルも同じだ」となる。 更には、「イスラエルはハマスよりも強力な軍事力でやり返すのだから、もっと悪い」となる。

 

このような意見の主は、実は子供の人間関係こそが国際社会の縮図であるという事実を忘れている。 子供の人間関係は力そのものである。 腕力の強いものが絶対的な権力を振るい、勝った者が負けた者を支配し、弱き者は強き者との軋轢を避け、そつなく生きられるよううまく立ち回る。 ロシアのクリミア侵略はまさにこれである。 中国の近隣諸国への嫌がらせはまさにこれである。

 

ソ連は自然に消滅したのではなかった。 レーガンがソ連の核ミサイルを無力化するほどの強力な兵器であるSDI計画を推し進め、ソ連がついていけなくなったから崩壊したのである。 腕力の強さで恐れられたソ連が霞むほどの力を見せつけたからこそソ連は潰れたのである。 アメリカが”オトナ”な調整をしたからソ連が手を引いたのではない。

 

「子供の喧嘩だ」とバカにしても子供の喧嘩は終わらないのである。 国際情勢は子供の喧嘩そのものである、と認識することから喧嘩の終わりが始まるのである。

 

 

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