正義は下された - ファーガソン事件

  • 2014.11.25 Tuesday
  • 23:34
 

【ニューヨーク=黒沢潤】 産経新聞 11月25日(火)13時40分配信

米中西部ミズーリファーガソンで今年8月、丸腰の黒人少年(18)が白人警官に射殺された事件で、地元大陪審は24日、この警察官ダレン・ウィルソン氏を不起訴処分とした。市内では、これに反発した黒人住民らの暴動が発生し、警官隊と激しく衝突した。オバマ米大統領は同日夜、ホワイトハウスで記者会見し、住民らに最大限の自制を呼び掛けた。 射殺事件は8月9日に発生。ブラウン氏が歩道を歩くよう同警官に注意され、口論となった後、警官が丸腰の同氏に少なくとも6発発砲した。地元警察は同氏が警官を殴り、銃を奪おうとしたと主張。遺族側は警察の主張を否定していた。

 

正義は下された。 ファーガソン市の大陪審は不当行為の証拠無しということで警察官ウィルソンを不起訴処分とした。 判決前から裁判所前に終結した暴徒達の圧力に屈することなく正当な判決を下した陪審員の勇気を称賛したい。 任務を遂行しただけにも関わらず裁判のために拘束され、長期に渡って世間の注目を浴び、これからも身の安全を脅かされることとなった警察官ウィルソンには同情を禁じ得ない。 ウィルソン氏と家族の無事を祈りたい。 そして何があろうとも市民の安全のために日々体を張って頑張る警察官達の努力に敬意を表したい。

 

しかし、この冒頭の新聞記者はニューヨークまで行って何を見聞きしているのであろうか。 ニューヨークタイムズやワシントンポストやハッフィントンポストといった左翼メディアの英訳をして日本に送るのが彼の仕事(配信)なのであろうか。 そんなことなら、当ブログにも出来る。

 

丸腰の少年… と読んで何を連想するか。 自分の腰くらいの元気でやんちゃな男の子を想像するであろうか。 ここでいう少年、「ブラウンちゃん」は身長191センチ、体重136キロである。 日本にも田舎では熊が時々出てきて人を殺したりしているが、これらを「丸腰の」と表現するであろうか。 ブラウンちゃんは熊並みの大男である。 ピストルやナイフを持とうが持つまいが、このような人間が暴力的になればその人間そのものが武器となる。

 

オバマ大統領は自制を呼びかけている… 司法長官エリック・ホルダーはこの事件が起きた後すぐの記者会見でこう発言した。 

 

"This morning, I met with President Obama to discuss the events in Ferguson, Missouri. Like the President, I extend my heartfelt condolences to the family of Michael Brown.  While his death has understandably caused heartache within the community, it is clear that the scenes playing out in the streets of Ferguson over the last several nights cannot continue.

 

"For one thing, while the vast majority of protests have been peaceful, acts of violence by members of the public cannot be condoned. Looting and willful efforts to antagonize law enforcement officers who are genuinely trying to protect the public do nothing to remember the young man who has died. Such conduct is unacceptable and must be unequivocally condemned.

 

"By the same token, the law enforcement response to these demonstrations must seek to reduce tensions, not heighten them. Those who peacefully gather to express sympathy for the family of Michael Brown must have their rights respected at all times. And journalists must not be harassed or prevented from covering a story that needs to be told.

 

"At a time when we must seek to rebuild trust between law enforcement and the local community, I am deeply concerned that the deployment of military equipment and vehicles sends a conflicting message

 

http://www.businessinsider.com/eric-holder-ferguson-police-should-consider-becoming-more-racially-diverse-2014-8 より

 

マイケル・ブラウンの御家族には深い哀悼の念を表したい。 一部に問題はあるが、大部分の抗議者は平和的である。 警察側はむやみに緊張を高めてはならない。 武装した機動隊の投入は非常に遺憾だ 誰が誰に対して何をしたのか、まだ何も明らかになっていないうちに言外にブラウンを無罪扱いにしている。 また市内で行われている略奪行為に対してチラリと触れるが、警察側が過剰反応をしているかのような言い方である。 オバマ大統領と同様、根っからの極左活動家であるエリック・ホルダーならではの、さりげなく微妙ではあるが見事な扇動方法である。

 

歩道を歩くよう注意されて口論となり… これを読むと、まるでお昼下がりのお散歩を楽しんでいたブラウンちゃんに対していきなり変な”白人”警察官が因縁をつけ、正当に文句を言ったブラウンちゃんに対してさらに警察官が逆上してピストルをブッ放した、というような情景が想像される。 ブラウンは散歩をしていたのではない。 ブラウンは「一仕事」終えたあとで歩いていたのである。 「一仕事」とはある商店の略奪である。 警察官がブラウンを呼び止めたのは他でもなく、略奪された店の店主が警察に伝えた人相と道を歩くブラウンとが一致したからであった。 ブラウンが歩道を歩いていなかったから注意したのではない。 そして、「人相と一致した」だけでなく、略奪をはたらいたのが実際にブラウンであったことが立証されているわけである。

 

この映像は警察官ウィルソンがブラウンに声をかけた数分前のものである。 店の商品を何ら悪びれるでもなくガサガサ漁り、最後に引き止めようとする店主を巨体で押しのけ、脅しをかけている。 ヤクザも真っ青、とんだ「少年」である。

 

右の赤いキャップをかぶっているのがブラウン、真ん中はジョンソン(下記)


 


ところで、「マイケル(ブラウン)は体はデカイけどおとなしい奴で」「撃たないで!と両手を上げたマイケルを警察官は拳銃で撃ち続けた」と証言し、ブラウンへの同情集めに一役買ったドリアン・ジョンソンなる人物がいる。 実は同じ映像の中で略奪の手助けをしているレゲエ風ヘアスタイルの男が他でもないドリアン・ジョンソンであった、という落ちがある。 とんだ証人である。

 

【ドリアン・ジョンソン】

 

遺族側はブラウンが警官を殴ったとする警察の主張を否定…誰が誰の主張を否定しようがしまいが、証拠というものがある。 これはブラウン射殺直後の警察官の写真である。 言葉で説明するまでもなかろう。 警察官ウィルソンはブラウンに殴られた瞬間「死ぬかと思った」と証言している。 この程度の傷ですんだのが不幸中の幸いであった。

 


 

日本では左翼にも自称保守にも共通してみられる病気がある。 それは反米という病気である。 彼ら反米主義者は冒頭で挙げたような記事を見て確信を強める。 「アメリカの人種差別を見よ」「アメリカはいまだに奴隷制度を引きずっているではないか」と。

 

アメリカは世界で唯一、奴隷制度撤廃のために国を二分して血みどろの戦いをした国である。 そして世界で唯一、すべての人に神から与えられた主権を守るという理念のもとに政府を打ち立てた国である。 その結果、アメリカは世界で最も人種差別のない国となった。 だがそのアメリカが危機に瀕している。

 

アメリカ史上初の黒人大統領として登場したオバマ。 そのオバマが行ったのは国家の分断であった。 肌の色が白であろうが黒であろうが肌色であろうが茶色であろうがオリーブ色であろうが、アメリカ国家に忠誠を誓うものは全てがアメリカ人である。 しかし、そのアメリカ人を人種、性別、宗教によって区分けし、分断し、引き裂き、対立させる。 それがオバマ大統領のアメリカである。

 

トレイボン・マーティン事件、そして今回のファーガソン事件。 左翼は危機無きところに危機を作りだし、そして危機によって生まれた悲劇を利用して権力を拡大する。 オバマ大統領と左翼によるアメリカの破壊は進行する。

 

 

 


 

追記:

あの事件が思い出される

メディアに歪曲された「トレイボン・マーティン事件」 ブログ

トレイボン・マーティン事件...そして情報操作時代に生きる我々 ブログ

 

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