ケンタッキー州の書記官逮捕 - LGBTの専制が始まる

  • 2015.09.06 Sunday
  • 01:54

【AFP=時事】同性カップルが求めた結婚許可証の発行を、自身の信仰を理由に拒否していた米ケンタッキー(Kentucky)州ローワン(Rowan)郡の書記官が3日、法廷侮辱罪で収監された。現地メディアが報じた。全米で同性婚を合法化した6月の連邦最高裁判所の判決に従うことを拒否していたキム・デービス(Kim Davis)書記官は法廷で、同性カップルに結婚許可証を発行することはキリスト教徒としての信条に反すると訴え、「私の良心が許さない」と語ったと、米テレビABCニュース(ABC News)は伝えている。AFP=時事 9月4日(金)8時1分配信 

我々は今、LGBTによる専制の何たるかを目の当たりにしている。アメリカではいつ何時身柄を拘束されてもおかしくないところまで来てしまったのである。

Kentucky Clerk Kim Davis Denies Same-Sex Marriage Lincense | ABC News


世の中には様々な法が存在する。全ての法は正義であろうか。かつてのユダヤ人としての存在そのものを非合法化したナチス・ドイツのニュルンベルク法、第二次大戦時のアメリカで日系人を強制収容することを命令した大統領令、アメリカ南部において有色人種と白人を互いに隔離することを定めたジム・クロウ法。これらは正義の法であろうか。

市民的不服従というものがある。人が良心に基づいてある法律や行政命令に反対し、それらを非暴力をもって違反することである。特定の人種を差別したり特定の人々の自由を奪い、財産を収奪破壊する悪の法律に対抗するための手段である。キム・デービスが行ったのは、この市民的不服従であった。

オバマ政権はこの6年間に様々な違法行為を働いてきた。ファスト&フュリアス事件しかり、ベンガジ事件しかり、オバマケアしかり(法律成立後に一部を適用し一部を不適用するなど)、IRSによる恣意的な保守団体への妨害しかり、不法移民の不取り締まりしかり、ヒラリーのメール事件しかり。オバマ政権は違法行為の塊である。

そして連邦最高裁による同性婚判決。

合衆国憲法は連邦政府が執り行うべきことを限定している。合衆国憲法に規定されていること以外は自動的に州の問題となる。アメリカ合衆国において、結婚制度は州の問題である。ある州の州民の大多数が同性婚を望み、同性婚を合法とするならば、その州ではLGBTは結婚証明を受けることができる。ある州の州民の大多数が伝統的な一男一女の結婚を堅持したいと望むならば、その州では結婚はあくまでも一男一女の間における契りである。

合衆国全土で同性婚を「結婚」として認めることとした最高裁判決は憲法に違反することは明白である。9名の最高裁判事の内4名は左翼であり最初から同性婚に賛成。趨勢を決したのは残りの5人のうちの1人、アントニー・ケネディ判事。
ケネディは個人の生命、自由、財産の保護及び法の執行における平等を扱った改正14条を拡大解釈して同性婚を「結婚として認める」とし、多数決で同性婚合法の判決が出された。保守のスカリア判事はこの判決を「司法による専制」と断じた。

結婚制度を決めるのは州である。最高裁判事ではない。だが同性婚を推すオバマ政権の御機嫌取りに余念のない最高裁はこのような法の精神を捻じ曲げる判決を出した。

人種差別法に勝るとも劣らない悪の法である。

この悪の法に対して、書記官であるキム・デイビスは良心から従うことができないとして不服従を選択したのである。

ローワン郡はキム・デイビスが収監された後で同性愛者のカップルに結婚証明書を発行した。その証明書は署名欄が空欄である。そこはキム・デイビスが署名するための欄であり、女史が収監されつつもサインを拒否しているために空欄なのであるが、この証明書は法的に有効である。

署名がなくても法的に有効 - それは何を意味するのか?

ケンタッキー州東部・地方裁判所の判事、デイビッド・バニングが法廷侮辱罪でキム・デイビスの逮捕・収監を命令した。保釈金無しであり、どのくらいの期間になるのかも不明である。フランツ・カフカの小説、「審判」のヨーゼフ・Kの世界である。なぜキム・デイビスは逮捕されなければならなかったのか?

書記官の署名は無いが法的に有効な結婚証明が発行できるならば、なぜバニング判事は最初からそうしなかったのか。

女史はただ単に結婚証明を発行するのを拒んだに過ぎない。同性婚という不道徳な行為を後ろ盾する公的文書に自分の名前を記載したくなかったのであり、その行為に加担、あるいは見てみぬふりをすることを拒否したのである。暴力を振るったわけでもない。破壊行為をはたらいたわけでもない。同性愛者に嫌がらせをしたわけでもない。

当たり前のことであるが、政府民間を問わず、多少なりとも「言うことを聞かない」人はいるものである。ただ単に能力がない人もいれば、ある信条や信念をもって「言うことを聞かない」人もいる。彼らが「言うことを聞かない」からといってその都度警察が逮捕しにくるだろうか。警察が逮捕するのは横領や詐欺や破壊行為を行った人間である。自らの良心に従っただけのキム・デイビスを逮捕して身柄を拘束する必要はなかったはずである。

いや、そうではなかった。やはり逮捕しなければ「ならなかった」のである。





なぜか。

見せしめである。

「我らLGBTは”寛容な社会”を目指している。個人の信条や良心がLGBTの主張にそぐわないならば、それらは自動的に”不寛容”として扱われなければならない。異を唱えたり楯突く人間は社会的に抹殺する。そういう輩は生活の手段を失い、自由を失い、名声を失い、家族を失い、人生を失う。これが単なる脅しでないことを見せつけてやろうではないか。我々は戦う。”寛容な社会”のために」

信教と良心の自由が否定され、抵抗するものは囚われの身になる。これが「寛容」を掲げるLGBTの専制主義である。

キム・デイビスは信念のために犠牲となった。本人も家族も辛い思いをしている。その勇気に脱帽する以外ない。

一日も早い釈放を祈る。

#StandWithKim



参考:

大統領候補が今回の件についてコメントを発している。テッド・クルーズは明確にキム・デイビスを指示。いつもながらにブレない。そして鮮やか。ランド・ポールも指示。

一方、バリバリのキャリア・ウーマン、カーリー”デキル女”フィオリーナは?辣腕ビジネスマン、ドナルド”デキル男”トランプは?

こういうところから候補者の人物像が浮かび上がってくるのである。そして否応なしに偽物が暴かれていくのである。

Fiorina: KY Clerk refusing marriage licenses to same-sex couples is inappropriate


Donald Trump On Kentucky Clerk Kim Davis | MSNBC


Ted Cruz on the Kelly File: I Stand with Kim Davis


Ted Cruz on the Mark Levin Show: I Stand with Kim Davis


Ted Cruz staunch defense of gay marriage license denying Kentucky clerk Kim Davis' unconstitutional


Ted Cruz Slams Supreme Court's Gay Marriage Decision | TODAY


Kentucky Clerk Kim Davis Ordered to Jail Refusing Gay Marriage License Rand Paul on Judge's Order 


Scalia's Full Dissent on Same-Sex Marriage Ruling  (Link)

12 Must-Read Quotes From Scalia’s Blistering Same-Sex Marriage Dissent  (Link)

#StandWithKim Davis (Link)
Ben Shapiro

 
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