優良誤認を責める騙し屋政府

  • 2017.12.17 Sunday
  • 14:50
 

「痩せるレギンス」根拠なし 通販会社に措置命令 12/14(木) 朝日新聞デジタル 
「履くだけで痩せる」などと根拠のないダイエット効果をうたって商品のレギンスを宣伝したのは景品表示法違反(優良誤認)にあたるとして、消費者庁は14日、通信販売会社「SAKLIKIT(さくらいき)」(大阪市中央区)に対し、再発防止を求める措置命令を出した。


政府は国民から税金を徴収して様々な「サービス」を提供している。

年金・・・ 政府は国民に政府の年金サービスへの加入を義務付け、「あなた方に将来これが返ってくるんですよ」と根拠のない約束をしている。

医療・介護保険・・・ 政府は国民に安価で潤沢な医療・介護サービスという根拠のない甘言で国民を騙し続けている。

待機児童対策・・・ 政府は保育サービスを人為的に安価にして需要過多を引き起こしながら一方でその対策と称して解決への根拠のない試みを繰り返している。

これらの結果、政府は処理する当てのない巨額の財政赤字を積み上げている。

そしてその財政赤字を解決するためと称して根拠のない増税を行い、また今後の増税を計画している。

国家政府による現在の国民、そして未来の国民に対する壮大なる騙しである。

その政府が「痩せるレギンス」という矮小で人畜無害な広告に対して根拠の欠如を責め、再発防止を要求して罰金を科す、というのであるから冗談もほどほどにしなければならない。

我が国では政府が商品サービスの表示に関する文言、広告に関する文言、効果効能をどう表示するか、価格をどう表示するか、何を言ってはいけない、何を言わなければならない、といったことを細かく規定している。

これらすべて「国民を保護するため」という根拠のない理屈によるものである。

国民を大々的に騙す政府が国民を他の国民の誇大広告から守る、というのであるから冗談もほどほどにしなければならない。

誇大広告に釣られて被害を被る個人はいるであろうが、それを解消するのが市場経済におけるブランドである。荒唐無稽な広告で客を釣ろうとする業者は市場経済では自然と信頼を失って淘汰されていくのである。

政府がそのプロセスを邪魔しなければ、の話であるが。

「飢えるホッキョクグマ」というプロパガンダ

  • 2017.12.17 Sunday
  • 13:17

 

夏の終わり、写真家ポール・ニックレン氏と環境保護団体「シーレガシー」の映像製作者らは、カナダ北東部のバフィン島で胸が張り裂けるような光景に遭遇した。飢えて死に向かいつつあるホッキョクグマに出会ったのだ。ニックレン氏にとって、クマはなじみ深い存在だ。カナダの北極圏で育ち、生物学者を経て野生動物の写真家に転身した同氏は、これまで3000頭を超す野生のクマを見てきた。しかし、12月に彼がソーシャルメディアに投稿した、やせ衰えたホッキョクグマの姿は、これまでに見た最も辛い光景のひとつだった。「私たちは泣きながらその場に立ち尽くしました。撮影している間、涙が頬を伝っていました」と語っている。 記事




ナショナル・ジオグラフィック誌によると、地球温暖化が原因で海氷が減少したためクマが海氷の上に生息するアザラシを捕食することができず、そのため飢えに苦しんでいて、絶滅の危機に晒されているのだそうだ。そしてその証拠がこの一匹のクマなのだと。

この映像と記事はツイッターで数多くリツイートされている。そしてそのツイートには多くの「人類を責める」コメントが寄せられている。

情報入手が容易になったはずの現代であるが、プロパガンダと情報操作は昔のままである。

まず、もしも温暖化にせよ何にせよ、ある原因で北極のクマ全体が飢えているのであれば、このようなクマがゾロゾロいるはずである。累々たるクマの死骸があるはずである。だがその映像は無い。なぜなのか。

次に、北極のクマは減少しているのか。事実はこのとおりである(記事)。

1960年代: 8,000〜10,000頭
2005年: 22,000〜31,000頭
2016年: 22,633〜32,257頭

人は騙されやすい。人は流されやすい。

この一匹のクマがなぜ飢えているのか。仲間はずれにあったのか、獲物を捕まえる能力が生まれつき弱くて見捨てられたのか、どこかに障害か病気があるのか。それは誰にも知る由がない。このクマを撮影した人間も分からないしそれを観る我々も分からない。

それが地球温暖化による海氷の減少とそれによるクマの絶滅へと発展してしまうのだから恐れ入る。

この映像を出鱈目と断じるWUWTの記事によると、この映像を作成した環境保護団体、シーレガシーの代表、クリスティーナ・ミッターマイヤーはあるインタビューでこう漏らした。

「この白熊がなぜ飢えているかは不明で地球温暖化と直接関連するかもしれないが実際は分からない。怪我の形跡も見られない。だがそらへんはどうでもよいのだ。とにかくこのクマは飢えていたのは確かで、北極の氷は減少しているわけで・・・」

我々はプロパガンダの時代に生きている。

エルサレム・・・トランプ大統領、神の御心に従う

  • 2017.12.10 Sunday
  • 15:59


トランプ大統領が米国の元首としてエルサレムをイスラエルの首都として認めると表明した。そして米国大使館をテルアビブからエルサレムに移すことを明言した。これは歴史的に重要な出来事である。

これまでの歴代の大統領が避けてきた一歩をトランプ大統領は勇気をもって踏み出した。トランプ大統領は哲学的な人物ではなく、思想的背景を持つ保守主義者でもない。政策にはブレもあるが、これは絶賛に値する偉大な決断である。




エルサレムは有志以来ユダヤ人の国、イスラエルの首都である。その地を首都として存在した国家は古代イスラエルと現代のイスラエルだけである。パレスチナという国は存在すらしたことがない。

パレスチナとは現在イスラエルが存在する地域の名称である。イスラエル建国前のパレスチナ人とはユダヤ人のことであった。現在のいわゆるパレスチナ人は大半がヨルダン人である。

イスラエル建国に反応してアラブ諸国がユダヤ人と共存していたアラブ人をイスラエルから「退避」させると同時にイスラエル攻め入った。アラブ諸国はイスラエルに敗北した。退避したアラブ人は退避先で市民権を与えられずに難民化した。そして彼らはパレスチナ人となった。言い換えればアラブ諸国がこれら難民を市民として受け入れればパレスチナ問題など1日で解決するのである。

今回の決断の背景には米国における最大のイスラエル支持層であるキリスト教徒の強力な後押しがあった。




一方、トランプ大統領の決断に対する左翼の取り乱しようが滑稽である。特にバーニー・サンダースのような左翼のユダヤ人の偽善ぶりは見ものである。彼らは今回の決断を「タイミングが悪い。一方的で良くない」などと批判している。彼らにとっては左翼思想が第一であってユダヤであることは二の次三の次である。

トランプ大統領のスピーチは概ね良いものであるが、一つの懸念は「二国間での平和解決」への方針を維持していることである。二国間とはイスラエルとパレスチナのことであるが、歴史的事実としてパレスチナ側が平和を希求したことは一度もない。かの地に平和が訪れるとしたら、それはイスラエルによる支配によってのみ可能である。

トランプ大統領の演説はその真実を知った上での政治的発言か、それともまだその域に達していないのかは不明であるが、大使館移設を始めとする今後の具体的な動きに注目したい。

安倍「性同一性障害」政権

  • 2017.12.03 Sunday
  • 21:31
 

性同一性障害者の「適合手術」、保険対象に 来年度から
11/29(水) 17:33配信 朝日新聞デジタル 厚生労働省は、体と心の性が一致しない性同一性障害の人が体を心の性に合わせる「性別適合手術」を、来年度から公的医療保険の対象に含める方針を固めた。29日に開かれた中央社会保険医療協議会(厚労相の諮問機関)に提案し、大筋で了承された。


安倍自民党政権のもとで社会実験がとどまるところを知らない。急進的な安倍政権に他の左翼政党は追いつかない、といったところである。

政府が管理する国民皆保険制度が財政破綻している現在、その対象を未知・未踏の領域に広げていこうという狂気の沙汰である。

LGBTは病気である、というと「LGBTは病気ではない。これは持って生まれたアイデンティティーだ!これは人間としての自然なあり方なのだ!」という反論が来る。

国民皆保険の対象は病気である。政府が病気ではないと判断すれば、また対象とすべき治療ではないと判断すれば皆保険の対象から外されるのである。美容整形しかり、歯列矯正しかり、先端医療しかり。

LGBTは病気なのか。心の性と体の性が一致しない所謂「性同一性障害」は病気なのか。

カネが絡むとアイデンティティーは都合よく病気となる。

「いや、違う!我々の性同一性(性自認)には障害は無いし病気でもない!これは持って生まれたユニークな性同一性なのだ!ただ、このユニークな性同一性があるがゆえに社会生活を送る上で『支障』がある!その社会との接点の部分が『障害』なだけであって性同一性が障害(病気)を持っているわけではないのだが、『障害』を克服するためには手術が必要で、それが大変負担なわけだ。そのコストは公平性の観点から社会全体で負担するべきなのだ!わかるか?」

全く理解不能な詭弁である。

性転換手術を受けた人々は非常に高い確率で手術を後悔し、鬱に襲われ、精神障害を負い、健康障害を負い、自殺を試みる(記事)。

このような手術が我々と我々の子供や孫の世代の未来を奪いつつある破綻した国民皆保険制度の対象になる。このような手術の費用を我々が全員で負担することを強制される。

まさに悪魔的所業としか言いようがない。

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