地球の温度、17年間変わらず

  • 2014.03.02 Sunday
  • 00:05
 

日本でも北米でも記録的な寒さの冬となった。 

 

エジプトでは100年に一度といわれる降雪があった。 

 

イスラエルのエルサレムでは20年ぶりといわれる大雪が降った。

 

「だから地球温暖化なんて無いのだ」と言いたいのではない。 なぜならば、地球温暖化=グローバル・ウォーミングとは、局所的な寒い暑いの話ではなくて、読んで字の如く、地球全体の事だからである。

 

WUWTより

 

地球の温度が上がっていない。

 

だから、「地球温暖化は無い」のである。

 

このデータは1996年から2013年夏までの対流圏の温度を人工衛星で測定したものである。 上昇傾向にあるわけでも下降傾向にあるわけでもなく、ならしてみれば一定である。 17年間の温度上昇はゼロである。

 

一方、薄いグレーの線は二酸化炭素の空気中の濃度を示している。 この17年間上がる一方である。

 

「人間の経済活動が排出する二酸化炭素が地球の温度を危険な領域まで押し上げている」と我々は繰り返し刷り込まれてきた。

 

実のところはこうである。

 

人間の経済活動が排出する二酸化炭素は地球の温度に何の影響も与えていない。

 

実のところはこうである。

1970年代より、左翼運動は環境分野へと大きくシフトした。 彼らが考案したのは”経済活動→二酸化炭素排出→温室効果→地球の温暖化→海面上昇・疫病蔓延・干ばつ・洪水その他諸々の災難→→人類滅亡”の筋書の劇画であった。 なぜそのようなシナリオを描いたかといえば、それは危機を全面に出すことによって政府権力を行使して人々の生き方をコントロールすることができるからである。 その劇画のシナリオを各国の政府が支援し、政府に関連する科学者達にとっては、そのシナリオを受け入れることが研究資金を得るための条件となった。 このシナリオに沿った政府プロジェクトは巨大化し、民間の多くの科学者達も生きるために賛同することを余儀なくされた...

 

資本主義が環境を破壊するという神話

  • 2014.02.25 Tuesday
  • 19:37
 

資本主義が環境を破壊するという神話がある。

 

神話は語る。

 

資本主義はあくなき生産・消費の拡大と貪欲な利潤の追求...

販売拡大のために次から次へと新商品の投入とモデルチェンジ...

使い捨てが文化となり質素倹約やもったいないの精神が死に絶え...

すべての価値基準がカネとなり...

大量生産と大量消費は資源の枯渇を引き起こし、地球環境は耐えられない...

リサイクルしきれない...リサイクルするのにエネルギーがいる...いずれにしても地球環境は破壊される...

グローバル化が地球環境破壊に拍車をかける...

先進国と後進国との貧富格差が広がる...後進国を発展させれば地球環境破壊をまねく...

 

だから

先進国の発展をとめなければならない...

資本主義を止めなければならない...

資本主義でも共産主義でもない、「持続可能なシステム」が必要

 

この神話を流布する者は、それが明瞭にであろうが、遠回しにであろうが、全体主義者である。 全体主義は共産主義ではない。 共産主義は全体主義の一つである。 全体主義は七変化する。 あるときは絶対君主、あるときは人民の父、あるときはマイノリティーの味方、あるときは地球の守護者。

 

全体主義の歴史は長い。 プラトンの時代から中世封建社会、フランス革命を経てロシアでの共産革命へ。 全体主義の精神は今も昔も変わらず人々の心の中に生きている。 他人に何かを押し付けようとした瞬間、そこに全体主義があるのである。

 

全体主義はいつの時代においても悲惨さと惨めさをもたらしてきた。 今の世界が悲惨さと惨めさに事欠かないのは彼ら全体主義者のおかげである。

 

 

追記:同性婚、尊厳死、妊娠中絶の権利、これらも全体主義者が「優しさ」をまとった姿である。 彼らは我々が望まぬ価値観を押し付け、我々の生きる社会を破壊する。

気候変動というカルト宗教、そして3年連続の記録的寒さ

  • 2014.02.23 Sunday
  • 19:20
 

寒い冬である。 今シーズンは3年連続で記録的な寒さとなっている。 普段雪の降らない関東でも大雪に見舞われることになった。

 

www.tenki.jpより



だから「温暖化なんて嘘じゃないか」と言いたいわけではない。 地球は温暖化もするし寒冷化もする。 夏になれば温暖化し、冬になれば寒冷化する。 前年に比べて気温が高ければ温暖化しているわけであり、気温が下がっておれば寒冷化しているわけである。

 

また、だから「気候変動なんて嘘じゃないか」と言いたいわけでもない。 「気候変動」という言葉は一種の言葉の繰り返しである。 人に例えれば「気分変化」というようなものである。 人の気分というものは多少なりとも状況によって変化するものである。 変化したからといってとりたてて騒ぐことではない。 それは人間の性質だからである。 気候も同じで、常に変動し続けるものである。 今日明日の気象を天気、年間単位での気象を気候とするならば、年ごとの気候が全く同じであることなどあり得ないことである。 有志以来、気候が「変動」をしなかったことは一度たりとも無いのである。

 

Wikipediaより

 

 

温暖化し、寒冷化し、気候は常に変動し続ける。 それが我々の住む星、地球の性質なのである。 もっと正確に言えば「地球の置かれた環境」といったほうがよいだろう。 なぜならば、地球の気候を決定するのは外部要因、特に太陽黒点の活動だからである。 1980年代から90年代後半まで現実にあった「地球温暖化」の時期と、太陽黒点の活動の活発化の一致はデータで証明されている。

 

Wattsupwiththatより

 

 

気候変動人為説を唱える者達は気候変動が人間の活動によるものであることは「科学的に証明されている」と主張し、それに異を唱える人間達を「非科学的」となじる。 だがアメリカで31,000人以上もの科学者達が気候変動(温暖化)人為説に対する異議を唱え、署名している とんだ非科学である。

 

オウム真理教の教祖は麻原彰晃、その配下に上祐や村井といった高学歴な科学者達がいて、そして彼らに翻弄された多くの信者達がいた。 アル・ゴア(元副大統領)は気候変動・地球温暖化教の教祖様であり、IPCC(気候変動に関する政府間パネル)のメンバー及び世界各国の政府・学会の関係者達は教祖様に仕える幹部、そして企業やメディア、一般人はこれら教団の信者達であると位置づけられよう。

 

気候変動・地球温暖化人為説は今や多くの人間達によっての金づるであり、生活の糧である。 嘘だと分かっていてもやめられない。 嘘だと分かっていても離れられない。 嘘だと分かっていても口に出来ない。 立派なカルト宗教であるが、一方で「抜けられない」信者も気の毒な存在である。

 

カリフォルニアのセントラルバレーでは環境主義者の妨害によって土地に水を運び入れることが出来なくなり(デルタ・スメルトという小魚を保護するためらしい)、結果干ばつが発生している。 そして森林での殺虫剤使用禁止(害虫によって木が死に、死んだ木は倒れて乾き、燃料と化す)や森林道路の閉鎖(いざ火災が発生しても消防車が入れない)などの環境主義的政策によって年々森林火災は規模が巨大化している。 当然ながら、人的、物的損害の規模も巨大化している。

 

NASAの気候科学者ジェームズ・ハンセン(アル・ゴアの御用科学者、上祐的存在)は「地球温暖化が原因であることは間違いない」と言う。

 

彼らの説に従うと、

地球が温暖化すれば;

  • 海水の温度が上がり、空気中の水分量が増え、降水量が増える。 だから、冬の太平洋側で雪が降るという「異常気象」が起こる。 また、同時に...
  • 大気の温度が上がり、大地の水分が蒸発し、土地は干からびる。 だからアフリカで干ばつが発生し、多くの人々が飢餓で苦しむ。

ということらしい。 矛盾をものともしない、立派な科学である。

 

カルト宗教が個人の趣味なら放っておけばよい。 このカルト宗教は、しかし、我々の生命と生活を守るためにある政府のあらゆる領域・段階へと侵入している。 そして我々の生活を妨害している。 日本政府の地球温暖化対策予算は3兆円にのぼる。 これらは我々の払う税金である。 政府の支出だけでなく、様々な規制によって国民から富が吸い上げられている。 環境税などの新たな課税も検討されている。

 

我々常識人は事あるごとに声をあげなければならない。 国民一人一人がカルト宗教から抜け出さなければ、企業も政府も政治家も、オウム真理教のように突っ走るのみである。

 

 

追記:

  • 温暖化も気候変動も、いつしか「どっちらけ」になる日が来るのかもしれぬ。 その時には、何か別の「危機」が考案されていることであろう。
  • 冬季オリンピックが開催されているソチが暖かいことが「温暖化の現象」であると言われている。 寒ければ温暖化、暖かくても温暖化、ということらしい。 ソチという場所はソ連時代から政府高官の別荘地であった。 それはなぜかというと、「暖かいから」である。
  • 気象庁>気象研究所>気候研究部>第4研究室>地球温暖化の基礎知識  彼らもこのカルト宗教の幹部である。

 

 

電気自動車で破壊される生活と環境、そして自由

  • 2013.07.13 Saturday
  • 10:02
 

この世で一番の破壊者は誰か? それは他でもない、環境をメシの種にしている者たち、すなわち環境主義者達である。

 

20XX年までに海面がこれだけ上昇しますするとモルジブが水没します!…. それを食い止めるためには今すぐ二酸化炭素排出をXX%削減しなければ!」「大量生産・大量消費の時代はもう終わったのです!」 テレビや雑誌に出てはこのようなセリフを吐いている人間がいる。 彼らが環境主義者である。

 

環境主義者は政府・学会・企業に入り込み、電気自動車の普及をせっせと進めてきた。 環境主義者に乗っ取られた政府はハイブリッドや電気自動車の促進のために1兆円もの税金を投入してきた。 そして今年は更に500億円もの税金を投じて充電スタンド等インフラ整備をやろうとしている

 

電気自動車が動くためには電気がいる。 電気は発電されなければならない。 発電するにはエネルギーが要る。 電力を安定的に発電するのは火力原子力発電所だけである。 風力も太陽光も頼りになる発電源ではないことは実証済みである。 電気自動車推進派は「再生可能エネルギー(風力・太陽光)を使えばCO2排出は減るというが、それはフィクションに過ぎないことも実証済みである。

 

国立環境研究所 (環境主義者のたまり場の一つ)

 

送電線を伝って街まで運ばれた電力を電気自動車のバッテリーに充電するためには充電場所が必要になる。 ガソリンなら「あっ」という間に満タンになるのに対して電気の充電は延々と30分以上もかかる。 スマートフォンの充電ですら「満タン」になるまで結構時間がかかるのだから車の充電ときたら相応の時間がかかるのは当然である。 タダですら少ない充電場所に一台の車が延々何十分も居座っていたらどうなるか、同じことがガソリンスタンドで起こったら周辺の道路でどうなるかを想像すればよいことである。 待たされるイライラ感は想像に難くない。

 

デンマークの学者・Bjørn Lomborg記事によれば、電気自動車でロンドンからエジンバラまで778キロの距離を走るのに80時間かかったそうである。 その間8回も充電のために止まり、一回の充電にかかる時間は6時間。 平均すると自足10キロでの移動となったと。 ガソリンならせいぜい二回の給油で十分であるし、途中休憩をいれて安全運転でも10時間で十分である。 高速化・簡便化の発展の流れに完全逆行である。

 

ガソリン車のエンジンがそれこそ何十年も持つのに対し、電気自動車のバッテリーはわずか45年のサイクルで交換しなければならない。  急速受電や頻繁な充電を行えばそれだけ寿命が短くなる。 バッテリーの価格は120万円から150万円もする。 そしてバッテリーには有毒な物質が使われている。 電気自動車が増えれば増えるほど、有毒物質が廃棄されるわけである。

 

電気自動車が普及すればするほどに、我々の生活と環境は破壊されるというわけである。

 

ところで、主にバッテリー製造のため、電気自動車を製造するのに通常の自動車の2倍のCO2が排出される。 そしてバッテリーの交換を考え、50,000キロの走行距離で見るとガソリン自動車よりも返ってCO2排出が多いのである。 CO2排出は環境保護上何の問題も無いし、地球の温度とも何の関係もない。 問題はCO2排出そのものではない。

 

環境主義者の目的は我々の生活と環境の破壊にとどまらない。 彼等はまず何が何でも自由の象徴たるガソリン自動車を我々の手から奪いつつ、「環境にやさしいはずの」電気自動車をあてがう。 そして言う。 「さあ今こそゼロ・エミッション社会を実現させよう」と。 その時である、「貴方が本日一日に車で移動できるのは"スマート・コミュニティ"から半径15キロ圏内だけです」と宣告されるのは。 「なぜならば、再生可能エネルギーの供給には限度があるからです...

 

NTTグループ (企業は環境主義者に媚を売らねば生きることが出来ない)

 

 

追記:なぜ風力・太陽光が官民力を合わせて何年たっても何度やっても一向に成功しないかといえば、根本的に不可能だからである。 風も光もその力は太陽から与えられる。 現在そこにある風・光を利用しようとしているのが風力・太陽光発電であるのに対し、何億年もの間蓄積された「太陽の恩恵」の活用が地下資源(石油・天然ガス)の利用である。 後者を前者で置き換えるなど、百万回逆立ちしても不可能なことは火を見るよりも明らかであろう。

 

 

DDTとマラリア、そして環境主義者達

  • 2013.07.08 Monday
  • 01:08
 

この世で一番の人殺しは誰か? それは他でもない、環境主義活動家達である。 環境主義活動家達とは誰の事か? テレビや新聞や雑誌やネット上で「環境を守るためにXXXXXしなければなりません」と訴えている人々のことである。 この手合いはいたるところにいる。 学者でもあり、政府関係者でもあり、企業関係者でもある。 彼らが人殺しとはどういう意味か? 人殺しも様々である。 自分で鉄砲玉になる下っ端がいれば上のほうで冷血に指示を出す「スターリン・ヒトラー・毛沢東・ポルポト」タイプもいる。 彼らは後者である。


  


 

DDTという殺虫剤は第二次世界大戦中から使用され、絶大なる効果を上げてきた。 前線で戦うアメリカ軍兵士たちは敵の銃弾だけでなくマラリア、チフス、ノミとも戦っていたが、DDTを散布することでマラリア蚊はバタバタと駆除された。 軍は兵士達にDDTを文字通り”ぶっかけ”、兵士たちはそれを寝袋の中に”振りかけ”、行軍中の街々には”ブン撒いた”わけである。 しかし後に言われるような”発がん性”によって人々が病気になる、などという例は一件たりとも発生しなかったのである。

 

戦後も主としてマラリア蚊駆除に使われ、おかげで北米、ヨーロッパ、日本におけるマラリアの発生は皆無となった。 しかしそのDDTが製造使用禁止になったのは1972年。 レイチェル・カーソンという「沈黙の春」なる本をモノした学者活動家がその発端である。

 

そのおかげでどうなったか? 主に南アジアやアフリカで多くの人々がマラリアに罹って死んでいった。 その数五千万人である。 ナチスドイツが殺したユダヤ人は六百万人である。 ポルポトの大虐殺で死んだ人間は三百万人である。 中国の文化大革命で死んだ人間の数は四千万人である。 すなわちどういうことかと言えば、DDTを禁止せよと世論を誘導したレイチェル・カーソンとその支持者達の手は、南アジア・アフリカで死んでいった夥しい数の人々の血でべったりと染められているのである。 訳も分からずに死んでいった何百、何千、何万、何十万、何百万、何千万の人々の怨念が、彼らを死後地獄へと落とすのである。



 

Wikipediaなどでは『DDTに対する耐性を獲得したマラリア蚊もDDT散布後数年以内に多数報告されており、DDTの散布だけでは直接の解決策には成り得ない』などと言い訳しているが、冗談もいい加減にしなければならない。 DDTのおかげでアメリカは「マラリアの国」から「マラリアの無い国」へとなったのである。 

 

環境主義者は究極の人種差別主義者である。 自らはには「清冽な水と空気」を確保しつつ、南の「黒い人たち」にはお蚊蚊様のために『死ね』というわけである。 それでいて彼らは「崇高な精神と重大な任務」という衣にくるまって社会的な地位を確保しているわけである。 故にここに宣言するのである。 環境主義活動家という存在は、ユダヤ人を大虐殺したヒトラー・第三帝国を信奉するネオナチを遥かに凌ぐ悪である、と。

 

 

 


 

追記:

 

  • 国立環境研究所 『温暖化によってマラリア媒介蚊の生息域が拡大することは確実彼らは環境主義者の政府機関である。
  • レイチェル・カーソン日本協会 「第三帝国日本協会」という名前を進呈する。
  • 『ユニセフ・ガーナ事務所は2007年秋にマラリア予防の蚊帳のために日本政府から100万米ドルの支援をうけました Washington Japanese Women's Network マラリア予防に”蚊帳”などとオママゴトもよいところである。 しかもそのようなバカげた事業に億単位で我々の税金が使われる。 狂気以外のなにものでもない。 

 

 

温暖化人為説にすがる人々

  • 2013.02.18 Monday
  • 01:02

What we've got to do in energy conservation is try to ride the global warming issue. Even if the theory of global warming is wrong, to have approached global warming as if it is real means energy conservation, so we will be doing the right thing anyway in terms of economic policy and environmental policy.

—Timothy Wirth, former U.S. Senator (D-Colorado)

 

エネルギー保全のために我々がすべきことは温暖化説を推進することである。 仮に温暖化説が間違いであっても、それが本当であるかのようにアプローチすることで保全が進むのだから、経済政策的にも環境的にも、いずれにしても我々は正しいことをしているのだ。 

元上院議員 民主党 ティモシー・ワース

 

 

 

この冬、アメリカで、ヨーロッパで、中国で、日本で、世界各地が記録的な寒波に襲われた。 アメリカ北東部猛吹雪に襲われ、ニューヨークなどでは非常事態宣言が出された。 夏に暑かったり台風が来たりすると「温暖化人為説」を叫ぶメディアも寒さに関しては淡々と伝えるだけである。 最近では「温暖化」という言葉は時代遅れになりつつあり、「気象変動」という言い方が流布されるようになってきている。 明らかに「温暖化」していないのに「地球温暖化」では都合悪いのであろう。

 

「気象」の特徴は他でもなく「変動する」ことである。 この世界が誕生して以来、気象は短期的、中期的、長期的に常に変動してきた。 気象は有史以来、変動を止めたことが一度も無い。 冒頭に述べたように我々は日々「温暖化」でない状況をあちこちで見聞している。 温暖化人為説に異を唱える科学者の声は益々大きくなっている。 現在、温暖化人為説に支持を表明している科学者は全体の36%である。 縦社会という学会の特徴を合わせ見れば、本当に信じている科学者の率はこの数字よりも少ないと推測できる。

 

この状況の中、政府やメディアだけでなく、多くの企業も温暖化人為説をガンとして手放そうとしない。 それはなぜかといえば、温暖化人為説が既に多くの組織や個人にとっての「飯の種」になっているからである。 逆に言うと、温暖化人為説が覆れば多くの仕事が意義を失って不要になり、多くの人々が職を失う(少なくとも他にすべきことを探さなければならなくなる)ということを意味する。 

 

これら企業は生き残りをかけて「人為的温暖化」あるいは「異常な気象変動」を喧伝し、危機感を煽り、全世界的なアクションの必要性を主張し、そして彼らの商品やサービスがそれらアクションの一端を担うことが出来ると売り込む。 彼らを非難しているのではなく、彼らとて個人・団体・企業として生き残るためにはそうせざるを得ないのである。

 

彼らを例えるならば、猛烈な勢いで崖に向かって突っ走るバスに乗り合わせた人々のようなものである。 崖から落ちれば死ぬ。 バスから飛び降りても大怪我するか死ぬかだ。 崖にたどり着くにはまだまだ時間がある。 もしかすると自分が生きている間は走り続けていられるかもしれない。 では下手に身を危険に晒すよりも、そのまま乗り続けようではないか

 

安倍政権の環境政策の計画が明らかになった。 風力発電を10年で3倍にし、官民で3100億円拠出し、半額を「国が補助」するのだという。 「国が補助」ありがたいことである。 おおらかで慈悲深く、そして大胆で力づいよい国。 3100億円くらいなんのことはない。 だが実は、それは我々のカネである。 温暖化人為説・危機説を盾に、政府は我々のカネを巨大プロジェクトにつぎ込む。 そして、そのプロジェクトに多くの企業が関わり、そのプロジェクトは彼らの生命線となる。

 

温暖化人為説は環境主義というマルクス・レーニン主義から派生した政治思想を基礎に生み出され、左翼メディアによって地位を押し上げられ、無防備な大衆によって受け入れられ、政治家と官僚によって国家宗教へと祀り上げられた。 そこには科学の精神は無い。 あるのは科学の仮面である。 この世紀の大詐偽である温暖化人為説を打ち倒すのは、最終的に我々個人である。 さもなければ、我々はこの国家宗教(世界宗教か?)に隷属させられることになる。 その魔の手は既に我々に伸びている。 魔の手の主は国連アジェンダ21である。

 

 

参考:

 

一般社団法人日本カーボンオフセット

”地球温暖化をくいとめるために、あなたにはカーボン・オフセットという手段があります”

 

UPS

大気中の二酸化炭素(CO2)レベルの増加が原因と言われる気候変動や不規則な天候の変化、その他自然異常についてのニュースは、もはや珍しくありません

 

SGS

SGSジャパンは、2012年11月16日付で、凸版印刷株式会社様(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:金子 眞吾)にカーボンフットプリントコミュニケーションプログラムにおける「カーボンフットプリント(CFP)システム認証」の第1号となる認証を行いました。

 

 

「北極海氷縮小・加速の一途」メディアの誘導を阻止する

  • 2012.09.09 Sunday
  • 18:46
 

読売新聞 201299日より

北極海氷縮小 加速の一途… 90年代後半から 太平洋の水温上昇主因 

この夏、北極海の海氷面積が観測史上最も小さくなった。 2007年に最少記録が塗り替えられて以降、夏の海氷面積は一度も元の水準に回復していない。 北極海で何が起きているのか - 。 (佐藤淳)




子供たちは学校で「しんぶんをよんで、よのなかのことをしりましょう」と言われる。 学生は「世に出る前に新聞を読む癖をつけておこう」と思う。 サラリーマンは「新聞くらいは毎日読んで情報仕入れないと」と思う。 家庭の主婦も「新聞はしっかり読んで世の中についていかないと」と思う。 定年後は「新聞をゆっくりと隅から隅まで読む」のが楽しみとなる。 そうやって人々は新聞に触れる。 まさか新聞に書いてあることが嘘八百だとは思わない。

 

大新聞に疑いを持たぬ人がこのような記事を読めば知らずと意識を操作される。 「やはりシーオーツー削減しないとな」「産業は規制しないとな」「電球変えないとな」「政府に頑張ってもらわないとな」「温室効果ガス削減ターゲットは大事だな」「地球のためだ」「子孫のためだ」「ぐだぐだ言ってる場合じゃない」 そのうちに変種も出てくる・・・「お国のためだ!」「皇室のためだ!」「環境主義こそ保守だ!」 しかも一般的に「保守系」とされる新聞がこのような左翼・共産主義・環境原理主義を前面に出した記事を書いているのだから、日本の「保守」のレベルも知れたものである。

 

さて、この有害な記事をここで全否定する。 「北極の海氷が縮小し、それが加速の一途を辿っている」などという事実は無い。 「観測史上最も小さくなっている」などという事実も無い。 この記事は恐らくはアメリカの左翼系メディアをそのままコピーしたものに違いない。 彼らが参照しているのはNSIDC(National Snow and Ice Data Center)という機関のデータ(↓)である。  

 

 

なるほど、氷の面積4.1 million km2で、未だかつてなく北極海の氷が無くなっている、というわけである。

 

しかし記者がコピーしたと思われる、このデータを基にした報道は既に科学者達によって反駁されている。 気象学者Anthony Watts氏は自身のブログサイトWatts Up With That?でこの報道の欺瞞を暴く。 上のデータ、4.1 million km2に対し、NSIDC自身のより精度の高いデータでは4.7million km2となっており「観測史上最も小さい」は事実ではない。 また、別の組織NOAA(National Oceanic and Atmospheric Administration)のデータによれば、↓のような結果となる。 2012年の黒い線を見れば、やはり「観測史上最も小さい」は事実ではない(冬季・春季は氷の面積が例年よりもむしろ大きい)。 

 

 

ところで今年の8月初旬に「ある原因」で北極の氷が大量に減ったのは間違いのない事実である。 そのある原因とは、85日〜8日にアラスカ付近を襲った近年まれに見る激しい台風である。 強い風がガンガンあたり、波が氷にあたって氷を引き裂き、砕いたわけである。 砕けた氷は海水に沈む。 海水に沈んだ氷は部分的に融ける。 別に暖かくなって溶けたわけではないから一時的な現象である。 明らかにこの記事が誘導しようとするような「温暖化現象」ではない。 

 

 

これはNSIDCのデータだが、紫の部分が100%氷であり、黄色、緑、青は60%〜20%が氷の部分である。 見て分かるとおり、85日〜8日を境に紫の部分が急減している。 海水が温くて溶けたのではない。 嵐である。

 

この時点で記事の間違いが明らかになったが、あえて更に先に進める。 極地というと北極と南極があるが、南極の様子はどうなのか。 実は、南極ではむしろ氷の量は増えている。 南極は南半球なので北半球とは夏冬が逆になる。 例年、氷の面積がピークに達するのは9月で約16million km2、最少になるのが2月で約2million km2である。 過去30年間徐々に増え続けており、2007年には記録的な量に達している。 ↓がそれを示すNASAのデータである。

 

 

このグラフを見れば分かるが、氷の量が増えているといってもそれほど急激に増えているわけでもない。 少しずつ増えているということである。 逆に言えば、極地の氷が融けて地球が危機に瀕している、という話は全くの出鱈目である。 2007年以来、南極の氷の量は小幅な増減を繰り返しているが概ね安定している。

 

世の中の進歩は大したもので、極地の氷の量を日々ネット上で観測することが出来る。 NOAAのウェブサイトでは↓のようなデータを公開している。 201298日の氷の面積は18,859,454km2である。 明日覗けばまた変わっているはずである。 いずれにしても、氷が融けて北極熊が溺れ死ぬ、というのは嘘である。

 

 

地球温暖化の嘘を垂れ流し続ける巨大メディアによって我々は生きる糧を失いつつある。 多くの真面目で善良な国民がそれらによってマインドコントロールされる。 そして政府による不当な規制を進んで受け入れる。 それによって企業活動は次々と制限される。 企業活動とは人々が生きる糧であり生きる道である。 それが制限されるということは即ち人々が生きることを制限されるに等しい。 シャープ、セブン&アイ大企業が次々と人員削減に向う。 企業活動は、そして我々の生きる道は、ますます狭められている。

 

 

追記1

この記事は「北極の平均気温は過去100年間世界全体のほぼ2倍のペースで上昇している」というIPCCの見解を無批判で紹介している。 IPCCは国連の機関であるが、その名が広く世に知れたのは、クライメートゲート事件である。 IPCCの自称研究者がデータを操作し、ありもしない「地球の歴史上、前代未聞の急激な温度上昇」をでっち上げたのがこの事件である。 この事件によってIPCCはまともに扱うに値する機関ではないことが誰の目にも明らかとなった。 この記者は記事を書く上での確固たる根拠として取り扱っているが、メディア・マスコミという世界が常識ではなく教条主義を基礎としていることを示す好例である。

 

追記2

この記事はホッキョクグマが海に漂う氷の上でたたずむ写真を掲載し、「なすすべもなく、溺れ死ぬ運命にある熊」というイメージを伝えんと訴えている。 この手の記事では定番であるが、いかにも手垢がついた感じである。 ところでホッキョクグマは冷たい極地の海を難なく何十〜何百キロも泳ぐ動物だということをぜひ報道してもらいたいものである(泳ぐ白くまちゃん達)。

 

 

参考:

 

南極の氷は歴史的に大きな体積に達している

Antarctic ice grows to record levels & Over 500 scientists published studies countering global warming fears. (Canada Free Press)

At the global scale, there is not one polar region but, in fact, two. There is also sea ice on the Southern Hemisphere. It turns out that the Antarctic sea ice area reached 16.2 million squared kilometers in 2007 - a new absolute record high since the measurements started in 1979: see this graph. During the year, the Southern Hemisphere sea ice area fluctuates between 2 and 16 million squared kilometers or so...

 

南極の氷は増大している

Antarctic Ice Mass Growing

 Digital Journal by Gar Swaffar April 18, 2009

 

本日のお天気 いや、ではなく、極地の氷量をお伝えします...

http://www.natice.noaa.gov/products/products_on_demand.html

 

How Much Sea Ice? By Dr. Patrick J. Michaels

Arctic Sea Ice - Other sources show no record low Arctic ice extent

原発止めるとドライアイスの値段が上がる

  • 2012.09.07 Friday
  • 21:25
 

Yomiuri On-Line  8/29より

各社は、化学工場などから副産物として出る炭酸ガスを集めている。しかし、メーカーの工場の海外移転や不況による稼働率低下で炭酸ガスの発生量も減っている。昨夏は各社がドライアイスを韓国から初めて本格輸入した。

 

猛暑の中、ドライアイスが不足しているそうである。 そして韓国から輸入せざるを得なくなっているそうである。 メディアは節電ではなく、工場の海外移転や不況による稼働率低下としている。 その報道とは裏腹に、工場の海外移転も稼働率低下も電力不足と電力コスト上昇とが密接に関わっている。

 

電力不足と電力コスト上昇とは原発停止によってもたらされた。 原発停止をもたらしたのは影も形も気配も無い「原発の危険性」「放射能の危険性」を騒ぎ立てた左翼の売国奴達である。 彼ら左翼の売国奴達はどこにいるのか。 彼らは我々のそばにいる。 いや、彼らは我々の中にいる。

 

電力不足はまず企業を襲い、そしてその余波はその後で確実に我々自身に降りかかってくる。 それは津波のように大波として突如巨大な力で降りかかってくるものではないかもしれない。 ドライアイスが無ければケーキ屋とその従業員とその家族は窮地に立たされる。 しかしケーキなど気の向いたときにしか食わない人間は特に何も感じないかもしれない。 しかし経済は湖の水面のようなものである。 石を投げればその余波は四方八方に波及する。 気づいたときには大きなうねりとなる。 そうなれば時既に遅しである。

 

それにしても、左翼反核売国奴が国民を洗脳して引き起こした電力不足という人災によって「ドライアイスを韓国様から調達せざるを得なくなった」という顛末にいたっては情けない限りである。 国民は、この不名誉を、竹島の件とセットで、傷口に塩をすり込むように、ヒリヒリと、その痛みとともに感じなければならない。 「ドライアイス不足」という文字にじっと見入って、自らのバカさ加減を痛いほど感じ入らなければならない。

 

 

追記1

何度でも繰り返さなければならない。 津波によって2万人もの人間が一瞬で波間に消えた。 何千何万という家屋が消えた。 何もかもが破壊された。 原発は頑強に持ちこたえた。 水素爆発が発生した。 原発による犠牲者は未だに一人としていない。 左翼反核売国奴達は津波の悲劇を脇へ押しやり、原発反対を大合唱する。 彼らの声に先導され、我々の社会は「復興・前進・発展」ではなく、「放置・後退・衰退」の道を進む。

 

追記2

左翼からいわれなき悪名を着せられ犠牲となってきた数々の素晴らしいモノ、技術、発明品:DDT、フロンガス、二酸化炭素、アスベスト、化石資源、そして原子力… 左翼はしばしば自らをプログレッシブ(=先進的)と呼ぶ。 これら我々の生活を豊かにするモノを葬ろうとする彼らのどこが先進的なのか。 彼らはプログレッシブではない。 リグレッシブ(=後退的)と呼ぶのがふさわしい。

 

追記3

原発など無いに越したことはないが全廃するのは行き過ぎである、という生ぬるいことを言う人間も多い。 無いに越したことはない、ではなく、有る事に感謝の念が絶えない、というのが正しい。 更に言えば、原子力という技術を授けてくれた天に感謝してもしきれない、というのが正しい。 更に言えば、科学技術の基となる知性を人間に与えてくれた創造主の偉大さに畏敬の念を覚える、というのが正しい。

風車の真下に住め

  • 2012.08.11 Saturday
  • 17:06

「原発が安全だというならば原発の隣に住んだらどうだ」というセリフを吐く輩がいる。 そのような無意味な言辞を吐く輩に対して、答えを与える必要はない。 無意味な質問やセリフに対し、有意義な答えを返すのは不可能である。 彼らにはこう返すとよい。 「貴様ら、風力が良いならば風車の真下に住め。 太陽光が良いならば、パネルの真ん前に住め」と。

 

風力発電のプロペラは風で回ると「ウゥッシウゥッシウゥッシウゥッシウゥッシウゥッシウゥッシ」と低い音を立てて回る。 暴走族の騒音のような、過ぎれば静まるのとは違い、一日中、そして一晩中低く鳴り続ける。 現に日本でもヨーロッパでも風力発電所の付近の住民は睡眠障害に苦しめられている。 風に乗って大空をはばたく鳥たちが回転する巨大なプロペラに薙ぎ落されてバタバタと大地に叩き落とされる。 引っ越したくても土地を売るに売れない。 なぜならば、そんな土地に誰も引っ越したくないから(エコテロリストや環境左翼ですらも)土地の価格は下落するからである。 また、非常に激しい風や雷が直撃すると破壊されることもある。 巨大な重たいプロペラのブレードが落下してきたら、と思うと生きた心地がしないのではないか。

 

太陽光発電パネルは太陽の方を向くようになっている。 パネルが太陽の光を集めて発電する。 パネルが太陽の光を受けるとエネルギーを吸収し、そして鏡にように光を反射する。 反射した光はパネルの平面の反対側へ飛んでいく。 パネルをの前に立ち、反射する光を直視することは危険である。 なぜならば、それは太陽を肉眼で直視するのと同じで目を傷つけるからである。 日の出時と日の入り時は、太陽の角度と空気の層のために窓から差し込む日光は弱くなる。 日中は太陽が頭上に上がるので窓からの光はまっすぐ入るわけではない。 しかし窓の真ん前にパネルがあれば強い太陽光が直接窓から飛び込んでくる。 事実、屋根のパネルによる反射で隣人同士の訴訟に至るケースもある。

 

このようなセリフを吐く人間はプラスチック製品を使わないのか。 化学繊維の服やバッグを持たないのか。 ゴム底の靴を履かないのか。 鉄、ステンレス、アルミニウムといった金属の製品を使わないのか。 プラスチックや化学繊維や合成ゴムは原油から採れるナフサを原料とする。 鉄は鉄鉱石の鉱山から、ステンレスに含まれるニッケルやクロムはニッケル鉱山、クロム鉱山から、アルミニウムはボーキサイト鉱山から、それぞれ採掘される原料によって造られる。 これら素材の恩恵を受けているのであれば、そのような人間は油田や鉱山の隣に住んだらよい。 油田や鉱山がある土地に引っ越すのが大変ならば、せめて石油コンビナートや精錬所の隣に住んだらよい。

 

どのような思考回路からこのようなセリフが出てくるのか。 311以降、これに類する様々な意見を聞いてきてはっきりしたが、理屈ではないということである。 理屈が通じないのは何故かというと、それは感情100%だからである。 冷静な思考が入り込む余地がないのである。 風力発電、太陽光発電、油田、鉱山、そういった、「エネルギー生産の現場の実情」から遠く離れた適度に快適な空間にいて好き勝手を言う人間達の言論の自由も保証されなければならないだけでなく、むしろ彼らの罵声のほうが遥かに大きい... 誠にやっかいなものである。

 

 

映像:強風で大破する風車のプロペラ

 

記事:太陽光パネルの光反射で土地の価値が下落

 

記事:太陽光パネルの光反射が飛行機の着陸を妨害する

『Eco-Tyranny(環境圧政)』読了

  • 2012.07.14 Saturday
  • 19:53
 

気象学者でラジオのトークショーホストでもあるブライアン・サスマンは著書『Eco-Tyranny』において環境主義者の悪魔的ルーツに迫る。 

 

この本が伝えんとする主題は「環境主義者達が何を目指しているか」に他ならない。 サスマンは言う、環境主義者(= 環境社会主義者)が注意深く、執念深く、同時進行的に多方面で活動している - その目的は「環境を救うため」ではなく、「我々をコントロールするため」である、と。

 

サスマンは環境主義の起源を1849年へ、すなわちカール・マルクスとフリードリヒ・エンゲルスによる「共産党宣言」発表に遡る。 私有財産の廃止をスローガンに掲げたカール・マルクスこそがグリーン教・エコ専制・環境主義の始祖である、と。 言うまでもなく、共産主義がもたらしたのは70年以上にもわたる専制独裁の恐怖と11千万人以上ともいわれる犠牲者である。

 

本書は警告する。 我々が日常的に接する「エコ」「環境」という言葉とそれに関わる活動が、この共産主義から生まれたものであると、そしてソ連崩壊により死に絶えたかに見えた共産主義が「環境保護」の衣を羽織って我々の生活の隅々まで入り込み、今まさに我々が享受している自由を脅かしつつあると、今我々が目を覚まさなければ、いったん失われた自由はもう戻ってこないのだと

 

マルクスは社会主義思想に染まったヨーロッパの科学者達の助けを得て独特の環境観を生み出す。 『地球上の全ての生物は自己増殖する傾向があるが、同時に無軌道な爆発的増殖を防ぐ自爆装置的機能を備えている。 しかしホモサピエンス(ヒト)だけはそのような自己規制能力を持ち合わせていない』 『「持続可能性」を維持するためには政府が人間の活動を規制し、規定と罰則によって生活様式をコントロールしなければならない』『でなければ、人間どもの犠牲となって多くの種が絶滅してしまうだろう』 彼らの環境観においては、人間もバッタもゴキブリも「等価値」なのである。

 

マルクスの環境主義は、その後レーニンへと引き継がれる。 共産主義の従弟、国家社会主義を掲げるヒトラーも熱心な環境主義者であった。 第二次大戦後、環境主義は60年代のレイチェル・カールソンら多くの環境保護運動家を経てアル・ゴアへ、そしてオバマ政権へと左翼・リベラルを伝って今日へと引き継がれる。 本書は、共和党ニクソン政権が環境主義におもねり「アメリカ合衆国環境保護庁 (EPA)」を創設した不幸な歴史にも言及している。

 

様々な地下資源の活用(石油、天然ガス、石炭、化学工業等)、科学技術の活用(原子力発電)、地形の活用(水力発電)といった、人々に自由をもたらし、生活を豊かに、便利に、楽しくするものを、彼ら環境主義者は目の敵にする。 それは冒頭で述べたとおり、彼らの専制的思想と真っ向から反するからである。

 

本書はアメリカ人向けに書かれている。 だが本書が告発する環境専制主義はむしろ日本において断然顕著である。 これだけ多くの国民が「脱原発」になびき、唯々諾々と節電を受け入れている現状は危機的である。 大前研一や武田邦彦といった、原子力に関わった人間達が形勢不利と見るや旗を翻し、「脱原発論」を吹聴して偽善者ぶりを発揮している。 

 

今日、マルクス・エンゲルス・レーニンの亡霊は日本社会を縦横無尽に飛び跳ねている。 「環境を守ろうよ、きれいな空気を守ろうよ、いきものたちを守ろうよ、捨てないでリサイクルしようよ、使ったらまた使おうよ、使うのをやめようよ」と歌いながら。 我々はそれに乗って踊らされている。 そして完全な繰り人形と化そうとしているのに気が付かない。 本書は、そのような我々に向けた警告である。

 

 

 

追記1: 本書では、マルクスの友人、エンゲルスが、当時産業革命真っ盛りのイギリスにおいて、工場が排出する煤煙で日光が遮断されることで地球が「寒冷化する」と警告して資本主義者達を非難したという興味深い事実が紹介されている。 事実は、寒冷化するどころか産業の発展とともに技術が進歩したことにより、ロンドンはその後格段に空気がきれいになり住環境は改善されたのである。 寒冷化、温暖化、その後は寒冷化、そして温暖化 環境主義者がいかに昔から出鱈目を吹聴してきたかということである。

 

追記2: 

  • 相変わらず原発は危険だの、再処理は危険だの、無理だの、コスト高だの、何だのと、嘘八百が流布されている。 本書は原発についても紙面を割いている。 本書で「フクシマ」は、前代未聞の津波にも関わらず深刻な事態が避けられた核技術の勝利として描かれている。 
  • 盛んに言われる放射性廃棄物の貯蔵が無理だというのも完全に嘘である。 全米の7万以上もの原子力発電所の破棄物を全部一か所に集めたとしても、高校の体育館程度の場所があれば十分足りる。 更には再処理をすれば廃棄物はその10分の1に減るのである。
  • 再処理が危険だというのも完全に事実無根である。 日本以外でもイギリス、インド、ロシアなどで何十年間も再処理が行われてきたが、人に健康被害を与えるような事故は一回として起きたためしがない。 漏れたらどうする、だの、テロ攻撃されたどうする、だの、全て陳腐な想像の産物である。
  • 原発は最も安価で安定性があり安全性の高いエネルギー源である。

キロワット時あたりのコスト

  • 天然ガス 11セント
  • 石炭   5セント
  • 原子力  4セント
  • 水力   3セント

 

 

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